KEY OF LIFE

お茶好き・さわが日々心に留まったことを綴ります

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非現実的と思いつつ、好き

相変わらずの不調のなか、ちょこっと登場です

近況

お仲間との週末ウォーキングは順調ですw
昨日も約11500歩を一緒に歩き、
途中、素敵なカフェにて休憩を取りつつ(何がメイン?;;;
みんなでよーく笑い、話し、最高のデトックス体験をしてまいりました
。。。たとえ、それが後半を氷雨にみまわれようともw^^



運良く(?)図書館の年末年始の長い貸し出し期間に同時に借りられた
(本当に幸運だったとは思うのです
 だって、10月に申し込んで、待って待って。。。の結果ですから)
江國香織さんと辻仁成さんのコラボレーション長編『左岸』『右岸』
お二人のコラボは『冷静と情熱のあいだ』から9年ぶりとのことでしたが、
あの時とはまったく違って(それはもっともなんでしょうけど)
それぞれの主人公は、時折人生の時間を共にしつつも、違った場所で
成長し、生き、時間に溶け込んでいく。。。そんな物語と感じました

あいにく、2冊同時に借りられた天恵を生かすことができず、
先に読んだ左岸はともかく、
右岸が途中になってしまって返却せざるをえなかったのが
返す返すも残念です;;;(なにしろ人気本なので、次の予約の方が待ってらっしゃるので)
年末年始って、休めるようでシュフは忙しいんです;;;

さて。
↑にも書きましたが、2冊同時に借りられたということは、
どちらから読んでも。。。または、1章ずつ交互に読んでみる。。。など、
いろいろな読み方ができると思ったのですが、
ここはひとつ、冷静と・・・の時の例に倣い、江國さんの『左岸』から読み始めました
冷静と・・・の時にも読み方についていろんな意見を読んだり聞いたりしましたが、
たまたま私は江國さんの『Rosso』から読み、それが肌に合った憶えがあったので、
今回もそのような感じで。。。
まだ『右岸』を読みきってないので、最終的にはいえませんが、
今回も私はこのスタイル(女性の視点→男性の視点の順)で良かったと思っています

時間の流れに従って時折重なり合うエピソードを読む際に、特にその思いが強かったです
女性(『左岸』主人公:茉莉)が出会うエピソードの、半ば謎解きのような思いを抱きつつ、
男性(『右岸』主人公:九)の独白だったり目にする情景描写を読み解いていける感じを持ったので

『左岸』で描かれるのは、1960年生まれの茉莉の半生
10歳で一心同体のように思っていた兄を亡くし、17歳で男性と出奔、その後も奔放に生きつつ
いつしか自分の道をしっかりとその手にしていく茉莉。
度重なる不遇や不幸にも拘らず、茉莉が50歳になったとき「趣味なの」という「飲酒」を
「ワインバー」という自分の城に集約させて地に足をつけてどっしりと生きているのは、
結局、普段の生活に流れる「きちんと感」→掃除や洗濯などの家事をきちんとこなしたり、
目標を設定したら脇目も振らずに集中できる力があってこそなんだろうなー。。。
もちろんそこには、茉莉の自分をおいて逝ってしまった兄への途切れることない「ギモン」があるし、
兄に掛けられた言葉。。。「チョウゼンとしてればいいんだよ」を胸に秘めて、事が持ち上がっても
「チョウゼンと」して乗り越える強さがあったからなんだろう
正直言って、普通の女子が背負う半生分の苦労を体験して後の20台後半で国立大学に入ったり、するりと海外に行ってしまったり。。。な設定は、
「ありえん;;;」と思わせるのだけれど、それでも「そういう人生もいいんだよね」というか、
人間幾つになっても思いをかなえる努力と、チャンスに身をゆだねる勇気は必要なんだな
と、「普通に」思わせられるというか。
私も茉莉とほぼ同年代なわけで、ふっと今までの自分の歩みを振り返ったりして
「わたし、なにやってんだろ?」と思うことが少なくない時期にあるのだけど、
そんな、閉塞感や虚しさも少し遠のくというか。。。これでいいんだよねーwと思える安らかさを得られるというか

そう
Let It flow...

とりあえず、『右岸』はまた予約しなおし。
ただいま14人待ちということで、またこの手にできるのは
たぶん2月の終わりくらいになるんだろうけど楽しみですw

江國香織左岸
江國香織『左岸』 集英社 2008年10月初版
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ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 読んだ本。

[ 2009/01/19 17:06 ] 本棚 | TB(-) | CM(-)


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