KEY OF LIFE

お茶好き・さわが日々心に留まったことを綴ります

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諦観

今日の  あさイチ は、「ドラッグ・ラグ問題」を取り上げていました

「ドラッグ・ラグ」とは。。。
ガンや認知症、心臓疾患、うつ病など、海外で開発・承認され、
広く一般に使われている薬でも、日本では保険適用で広く使われることが
認められてない薬、認められるまで時間が掛かること

以前、あさイチで、ガン関連のtopicの時にもチラリと話は出ていたと
思うのですが、内容だけで、
「ドラッグ・ラグ」という言葉までは言及されたり取り上げられたりでは
なかったかもしれません

ともあれ、その、
手元にあったならば、効果が期待できるかもしれないという薬を待ち望んでいる
一人のすい臓がんの患者さんの言葉で印象的なことがありました

今、日本で承認されていないその薬は、個人輸入して使うことが出来ることは
分かっている
でも、自分の身体に本当に有効かどうかが定かではないものを、
多額な費用を出してまで使う価値があるのか
そこまですることなのだろうか
どこかで(自分の命を)諦めなければいけないのかな

と。。。
その女性は、薬を使ってみたい思いと、
その対価として支払われるもの(金額だけでなく)の狭間で
大きく揺れてらっしゃるようでした

番組内では、日本での認可の遅れを、
人手不足(医療従事者はもちろん、製薬会社、治験者すべて)が大きいとも。。。

私も今まさに関係者として、身につまされることなので、
番組始めから考えさせられながら観ていたのですが、
いつの間にか、「結局全部 ”人手不足”なんだ。。。」と思ったのでした

以下、長いので畳みます
ここからは、上記の内容とは直接関係ないのですが、
「人手不足」と私が思う意味を少し書いておきたいと思います


私が乳がん治療のために通っている病院は、地域の拠点病院として、評価も高く、
多くの人が、「何かあったら あの病院へ行こう」と思っている病院のひとつです
施設も整い、先端医療が受けられると信頼されています
だからこそ、セカンドオピニオンを経た今も、
私はここで手術を受けることに迷いはないし、
治療法に異を唱えるなどしたいと思っているわけではありません

ただ。。。

私のセカンドオピニオン採択は、「乳房再建」この一事だけに関わることでした
主治医(たぶんまだ20代だけど、丁寧で一生懸命なのはありがたい)は一貫して
「オススメしません。もし、なさるのなら、数年後に考えてみてはどうですか?」との
ご意見です
それはそうなんだけど。。。
とりあえず、他のお医者様に聞いてみたい、今しかその機会もないわけだし。。。と、
隣市の専門機関に行きました
そこで、乳腺・副部長さんの意見を頂いたわけですが、それは
「再建を考えるなら、インプラントで、しかも同時再建しかない」というものでした
真っ向から主治医=今の病院・外科の総意と対抗することになりました

判断は私自身。。。ということですが。。。

正直、気持ちはますますドロドロと混沌状態。。。
放射線治療をするのは分かっているし、それは、
手術後すぐに始めるべきということもよく分かっている積もり
だったら、やはり二期的再建(再発無しが確認されてから)すべきでは?
そう思う自分と、
でも、放射線治療で、再建に適さない皮膚ばかりになってしまった場合、
二度と出来ないのなら、同時再建をお願いするしかない!と思ったり。。。

そんな、大揺れな気持ちのまま、年末年始を過ごしていました

で、年明け早々の抗がん剤投与日、
とにかく当院の形成外科の先生にお話を聞いてみたいと主治医に申し出て、
別日にお話を聞くことができました

この先生。。。かなりハッキリものを仰る方で、、、
(50代かなぁ。。。私より上な感じ)
それはそれで良かったですけどね
まぁ、自分の病状把握が甘いんだなぁ。。。ということと、
「形成外科」は、この地方ではかなり特別なのだ、ということが
よぉーーーく分かりました

この、国内でも「開けている」と思われている地方にあってもそうなのか。。。
「形成」の専門医は片手以内。。。
ビックリだよ;;;

でもって、私の場合、二期的再建の場合でも、
「私はようやりませんから、更に高度な専門医・医療機関をご紹介します」と。。。

次回の抗がん剤投与時、主治医に形成の先生のお話を伝えると
「はい、電話で話しましたが。。。
 正直、東京などと比べて格差があるのが実情です
 東京だと、外科医自らが再建手術も執刀できるという方がいらっしゃいますが
 この辺りではないんです
 もし、ご希望であれば、そちらの方へ行って頂くしか。。。」

って、、、
これさ、「再建、再建」って2ヶ月くらい言い続けた私なんだから、
とっとと最初に言ってくれれば無駄に悩まなくても済んだんじゃない?と思ったり、
先生達の不慣れな対応の様子に、そんなにも再建希望者は少ないの?と思ったり、
医師の間の情報の共有感が、なんだか不思議に思えたり、
挙句は、
先生達、内心は
「この患者さん、面倒な人だなぁ、、いい加減に諦めたらいいのに」なんて呟いたりしてるのかな?
と、要らぬ詮索してみたり。。。

で、結局私の中で辿り着いた結論が
「人が居ないのね」
だったわけです

そう。。。
主治医始め、この病院の先生達、いつお昼ごはん食べてるんだろう?ってくらいに
働いてる
外来に出ている日は、8時半から4時近くまで、ひっきりなしに押し寄せる
「お客さん」に関わり、出てない日はもちろん手術や病棟での仕事が待っているだろう
私の主治医は、その中でも丁寧な方らしく(実際話はよく聞いてくれる)、
「○○先生の診療は遅れていますのでご了承下さい」という掲示がされることがしょっちゅう
もう慣れたけれど、予約してあっても1時間近く遅くなること覚悟(笑
つい先日は、待合室で同じ病気で同じ先生に掛かっている方と
「○○先生って丁寧ですよね」と話したばかり
先生、倒れちゃうんじゃない?ってくらい細いし。。。

手術が必要な患者さんがどんどん来るわけだから、
とにかくまずは目の前の最悪な事態を何とかするのに追われてるんだな。。。

いろんな意味で、こちらも、担当医も「思い切る」ことが必要になる瞬間が
あるのかもしれない、と思った

もちろんそれは、「諦める」ということとは違う
今出来る最上のことをした上で それでも起こってくること

と、いうことで、ようやく冒頭の すい臓がんの方の話に繋がるわけです
より良い人生にする為に、自分で選び取るんだ、という気持ち
決めるまではジタバタすれば良いし、しなくちゃならないんだけど

結局決めるのは自分だね
何をするにも
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[ 2011/01/19 18:04 ] Team Lady 6:TL6 | TB(-) | CM(0)
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