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KEY OF LIFE

お茶好き・さわが日々心に留まったことを綴ります

Team Lady 6

強く雨が降り出した
まるで嵐のように窓を叩く大粒の雨

晴れ女の筈なのに、大きく何かを決めようとしたりする時には
なぜか雨がやってくる


いつかこのことは書くんだろうと思っていた
全て終わった後に?
それとも。。。
それが、今日書こう!と何か憑き物が落ちたように思ったところを見ると、
私も突然来る子なのかもしれない
(実際、健ちゃんの今回のにこ健゜もこの思いに関係してる気がするし)

私、さわは、ただいま闘病中です

7月にチラッと書いたけど、
あの時はまだ自分の中で整理ついてない感じだったから
定まらないまま書き散らすのは違うと思い、
その後は特に触れないで来ました

今回、今の私に力をくれているV6に出逢った
この日に。。。
(あの時はまだ全然病気のことは思ってもみなかったけど)
そして、たまたまだけど、
この記事が、このblogの1001本目だということもあって
書いていこう、と思ったのでした

(長くなるかもしれないので畳みます)
きっかけは坂本くんの舞台『アリバイのない天使』の最後の台詞でした

「明日のことは明日考えよう」(正確じゃないかもしれないけど;;;)

こんなことを言うと、逆説的だけど、
この言葉を聞いて、すぐにでも病院に駆け込もう!と思ったのです
正直言って、2年ほど前から疑念はありました
でも、毎年検診を受け、去年の11月に受けたマンモグラフィの結果は異常なし
同じ検診で見つかった胃のポリープについては、さっさと胃カメラを飲み、
良性の診断が降りて一件落着!のように思っていました

でも、、、
3月の長男の引越し時に長時間車の運転をしながら、耐え難い背中の痛み
(ほんと、息をするのも苦しかった)を感じたり、
5月ちょうどV6のコンサート参戦あたりから、胸に痛みが走るようになったり。。。

以前から気になっている胸の中心にあるしこりっぽいものが
大きくなってる気がするし。。。

やっぱり、なんかおかしい

でも、マンモグラフィでは異常なしだったんだし

なかなか決心つかないうちに、7月になっていたのでした
そして、7月12日
検診でマンモを受けたのとは違う総合病院を受診
「なにかあるのは確かですが、何かは、すぐに判断できません」と、
細胞診とマンモグラフィ撮影をして、
翌週も受診

7月19日
「ご心配の件、疑いはありますがまだ特定できません
 もう一度、今度はもう少し多くの細胞診をします」

7月21日
 CT検査・エコー診断

7月22日告知
「ステージ2から3に移りつつある乳がんです
 ここまでになるには、4・5年掛かっているでしょう

不思議と涙は出なかった
ひざが震えることもなかった
ある程度覚悟はできていたからなのかもしれない

やっぱりな~。。。
って感じだった

ただ、主治医となったI先生にも何度も聞いてしまったのだけど、
どうして毎年の検査やマンモグラフィで見つけられなかったのだろう???
先生は、じっとマンモグラフィを見ながら
「これは見つけるのが難しかったと思いますよ」と。。。
そうなのか?
確かに、私も気になりながら、検査機関受診時には申告しなかった
検査項目に触診がなかったから、気になっていたのだったら申告して
診てもらうべきだったのだろう

後の知識だけれど、
マンモグラフィは、小豆大のコリコリした塊は発見しやすいけれど、
大きく広がったものは比較的判断しずらいのだそうだ

ともあれ
戦っていくしかない
落ち込んだって、現実が変わるわけではない

そういうとこ、妙に冷静な私←普段はノーテンキなんだけど;;;

と、いうことで、
8月12日FEC100(抗がん剤)投与を開始
4回のFEC100投与を経て、
11月11日ウィークリィパクリタキセル投与開始
これは、週に一度で12回の予定
今日で4回が終了

このパクリタキセルという薬には、アルコールが入っているので、
投与後は「いい気分」になってしまいます
当然車の運転はもっての外!
困ったな~;;;
と、思ってたら、5人の天使さんたちが。。。
「私たちが送り迎えするから!」と♪
有難いことです
本当に

正直言って、友達ってこんなに近い存在だったっけ?と思うくらいに
私の心はどこか冷えていたんだな。。。
と気づかされました

今日も、Iちゃんにお願いしてあったのだけど、朝からYちゃんが
「今日はIちゃんになってるけど、変更ない?」とメールくれたり
Iちゃんに、帰り
「次回は送りはSちゃんになってたけど、お迎えが無理だから私でね」と
チームで遣り繰りりしてくれてるし
Cちゃんは点滴中にメールくれて
Mちゃんは土曜に遊びに行った時、「いつでも呼んでね」言ってくれたし
私の周りには、頼りになる5人のLadyが居るのです
本当に感謝!!

「私たちもいつ同じ目に遭うか分からないしね。そのときは、さわちゃんに 
 世話になるから!」

うん、うん!
任せておいて!

実は、私、保険はみんな「入院特約」
通院治療に非対応なタイプ;;;
私の例で、それぞれ
「それは大変過ぎるよね;;;見直さなきゃ!」と~^m^
すでにお役に立ったかしら?

「気になることがあるのよね~;;;」と、私と同じ病院に
マンモを受けに行った子も居るし(結果はまだ)

もし、これをここまで読んでくださった方があったのなら。。
私からはこのひと言を。。。

どうぞ、検診、検査を定期的に受けてください!
「あさイチ」で、検査を受けることの不利益についての報道もありましたが
私としては、それで見つからなかったら御の字だし、
見つけられたらそれこそ有難いではないですか!!!

私はちょっとした勇気(触診依頼)がなかったために、
ステージ3に掛かるまで育ててしまいました;;;
出来た位置も、乳房の中心で、もともとあるしこり様の部分と
自己判断が難しかったことも育ててしまった一因でした

とにかく、気になったら恥ずかしいことも何もありません
受診して、きちんと不安を解消することです
イマドキは克服できる確率のたかい病気です
恐れることなく「今」の自分を慈しむことです


余談ですが。。。

7月後半は、毎日「羽根~BEGINNING~」を聴いていました
あと、「太陽のあたる場所」も

闇を切り開き前に進むのは結構楽しいことですよ☆
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[ 2010/12/02 23:15 ] Team Lady 6:TL6 | TB(-) | CM(-)